よく噛んで食べること|糖尿病と食事の因果関係|現代病を撃退するには

糖尿病と食事の因果関係|現代病を撃退するには

よく噛んで食べること

ご飯

咀嚼は大切です

「よく噛んで食べる」とはよく言われる言葉ですが、それは理にかなっています。よく噛むことでインシュリンが分泌されるのが科学的に分かっています。さらに、満腹中枢を刺激して同じ量を食べたとしても、よく噛んだ方がより満腹感を得られます。つまり、少量の食事でも満足できるわけです。実は、よく噛むことは糖尿病の食事療法でも取り入れている人は少なくありません。ただでさえインシュリンの分泌や働きが悪い糖尿病患者だからこそ、インシュリンの分泌を促すことは大切です。さらに、1日の摂取カロリーも制限を受けているため、限られたカロリーで満足する必要があるのです。どちらにしても「よく噛むこと」でカバーすることができるわけです。

いろんな工夫ができます

では、糖尿病の食事療法でも有効的な「よく噛むこと」はどのようにすればいいのでしょうか。実は、いろんな工夫が実際に行われています。例えば、使うスプーンを一回り小さいものに換えることです。それだけで料理から口に運ぶ回数が増えるため、その間咀嚼する回数もまた増えるわけです。同じ理屈で姿勢よく食べることも実は咀嚼数を上げるのに役立ちます。姿勢が悪い状態では、食事と口の距離が近いからです。また、食事そのものに工夫することもできます。例えば、硬ければ多く噛み砕かないと飲み込めないため、敢えて硬く調理することです。このようにいろんな工夫をすることでより効率的な糖尿病の食事療法を実践することができるわけです。